国際
国連安保理、拘束力弱い「声明」で調整か
北朝鮮が「衛星打ち上げ」と称して行った事実上のミサイル発射について、国連の安全保障理事会では13日、アメリカと中国が水面下で協議を行い、強い措置である「決議」ではなく、拘束力の弱い「声明」を採択する方向で調整が行われていることが明らかになった。
安保理では13日、北朝鮮を非難する公式コメントを発表した。
さらに、水面下で各国の個別交渉も始まっている。アメリカと中国は、2国間で協議を行った上で、早ければ日本時間14日中にも拘束力の弱い「声明」の素案を理事国に提示することが外交筋への取材でわかった。
日本は安保理を通じて制裁を強化したい考えだが、現在は安保理に入っていないため、議論はアメリカと中国が主導する形となっている。
一方、北朝鮮・申国連大使らは、報道陣の問いかけに一切答えず、代表部を後にした。[ 4/14 13:24 NEWS24]