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茂木氏“大飯原発対応 禍根残す”
4月14日 17時6分

茂木氏“大飯原発対応 禍根残す”
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自民党の茂木政務調査会長は、金沢市で講演し、福井県にある関西電力大飯原子力発電所を巡り、野田政権が13日、運転再開の必要性があると判断したことについて、「拙速なやり方は禍根を残す」と批判しました。

この中で、茂木政務調査会長は「当面の電力供給には原子力が必要だと感じているが、国民や地元の理解が得られなければ発電所は動かせない。新たな規制組織を立ち上げ、新たな安全基準をクリアしているのか判断するのではなく、『暫定的な安全基準をクリアしたので動かす』という、泥縄で再稼働ありきのような拙速なやり方は禍根を残す」と述べ、大飯原子力発電所を巡る野田政権の対応を批判しました。
また、前田国土交通大臣が、市長選挙に立候補した民主党の元衆議院議員を支援するよう、業界団体に求める文書に署名していたことについて、茂木氏は「法律的に見てもほぼアウトに近い。本人が辞めるのがいいが、さもなければ、わが党としてきぜんとした態度を取る必要がある」と述べ、前田大臣が辞任しなければ参議院に問責決議案を提出すべきだという考えを示しました。

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