聴覚障害者が東日本大震災への支援・復興の情報に取り残されないために。

このたび東日本大震災で被害を受けられたみなさまに謹んでお見舞い申し上げます。
日本財団では『遠隔情報・コミュニケーション支援センター」を東京赤坂の日本財団ビル内に開設いたしました。携帯情報端末やパソコンなどを使った「代理電話サービス」、「遠隔通訳支援」、「文字情報提供」の遠隔情報支援を行います。被災地三県(岩手県、宮城県、福島県)にお住まいの聴覚障害をお持ちの方は無料でご利用になれます。

遠隔手話・文字通訳窓口 端末設置場所 小マップ・大マップへのリンク

気仙地区と登米市にて説明会

3月18日(日)は2ヶ所で説明会を行いました。 まず11時に、大船渡の岩手県立福祉の里センターへ向かいました。 こちらに、気仙地区の聴覚障害者6名集まって説明会を開いてほしいという要望があり、お伺いしました。 ちなみに、 … Continue reading

日本テレビ『news every.』で放送されます

ちょこっと時間が経ってしまいましたが、2月25日(土)、26日(日)、日本テレビの取材がありました。 被災地で津波の被害に遭われた聴覚障害者の現状を取材するということで、当センターにご登録いただいている気仙沼市にお住まい … Continue reading

岩手・宮城・福島の三県で耳の日イベントに出展

3月4日(日)、岩手県、宮城県、福島県の三県で行われた耳の日のイベントに三県ともブース出展をさせていただきました。 スタッフで手分けをして仙台から朝、機材を持ち出し、三箇所に飛び散りました。 南の方から当日の様子を少しお … Continue reading

山元町りんごラジオを訪問

日本財団遠隔情報・コミュニケーション支援事業は、被災地の聴覚障がい者への情報提供とコミュニケーション支援を目的にしています。 復興に向けての地域の情報は臨時災害放送が発信しています。音声メディアは耳の不自由な方に情報が届 … Continue reading

石巻市に日本財団理事長と共に訪問

12月2日(金)日本財団の尾形理事長と石井グループ長が石巻市を訪問し、亀山市長、吉田福祉部次長兼社会福祉事務所長、久保障害福祉課長にお会いしました。 日本財団は東日本大震災の被害の大きかった石巻市において救援・復興のため … Continue reading

ピックアップ

支援事業について

未曾有の災害である東日本大震災が発生し、東北地方、特に岩手県、宮城県、福島県の三県においては地震・津波の被害に加え、原子力発電所の災害の影響も重なるなど、甚大なる被害がありました。

健常者でさえ通常の生活に戻ることが困難な被災地において、各方面から支援の手が差し伸べられましたが、障害者は支援の手から漏れてしまうことも多く、より一層の困難な生活を強いられることとなりました。
聴覚障害者においては聞こえないことに生じるコミュニケーション障害を取り除くべく、手話通訳や要約筆記通訳などのコミュニケーション支援が柱となりますが、その支援を行う通訳者が東北地方には絶対的に不足しており、また被災地に住む通訳者自身も被災者であるため、満足な支援活動を行うのが困難な状況にあります。

現在では復興に向けての局面に入っていますが、今後の生活においても聴覚障害者が不利益を被ることのないような手立てを講じなくてはなりません。
こうした状況に鑑み、日本財団では聴覚障害者向けに、遠隔通訳を利用したコミュニケーション支援事業を行うこととなりました。東日本東北大震災の被災地である、岩手県、宮城県、福島県の聴覚障害者が無理なく、手話通訳や文字通訳の支援を受けられるように「遠隔情報・コミュケーション支援センター」を日本財団ビル内に立ち上げ、遠隔において、携帯情報端末やパソコン、テレビ電話などを通してコミュニケーション支援を行います。

今後の復興段階において生活支援の情報提供や、諸種の申請などのコミュニケーション活動が必要な際に、聴覚障害者が健常者に比して遅滞のないよう正確かつ迅速に情報が得られるものとして活用いただければ幸いです。

遠隔通訳支援・代理電話支援 概念図