私の言う「真に空な空間」とは、超ひもの存在しない空間のことです。
物質波・光波及び4つの力の波(重力波・電磁波・強い力の波・
弱い力の波)は全て、超ひもの網の上を波として伝わります。
振動の伝わる速さが光速なので、移動出来る最高速度は光速となります
宇宙空間は、超ひもで満たされている部分が在ります。単純なイメージで表現すると、宇宙の中に、超ひもの網があります。
全く振動していない超ひもの網は「真空」と観察され、
物質として振動している超ひもは「物質」として、又光として振動している超ひもは「光」として観測されます。
「真空」と観察されても、何もないのではありません。振動しない超ひもがあります。ですから、電磁波も光速で真空中を伝わるこ
とが出来るのです。
「真空」中に何もなければ、電磁波が光速で伝わることの説明が出来ません。何も無いのであれば、運動は物と物との相対的な
位置関係でしかなくなります。そうなると、亜光速で移動している物の方を静止と捉えることが出来、更に幾らでも加速できることになり
ます。
「真空」と見えても、実際に電磁波を伝え、電場や磁場が生じ特性を有します。「真空」中にも、電磁波を伝える実体があり、
その実体を静止と捉え、運動はその実体との位置関係と考えなければなりません。
その実体は、超ひもの網と考えます。宇宙の中で、超ひもの網の無い部分があります。そこが私の言う「真に空な空間」です。
その空間では、超ひもの網がないので、物質も光も4つの力も存在出来ません。電磁波も走る事はできません。
「真に空な空間」に、1本の物質として振動する超ひもがあったとします。この一粒の物質は幾らでも速く運動できます。
同様に、その中で超ひもの網全体は、幾らでも速く移動出来ます。しかし、その移動は、超ひもの網の中で起こる物理現象には、
何ら影響を与えません。考える必要のないものです。従って、「真に空な空間」には超ひもが存在できるので、抽象的な時間と
空間は存在します。それ以外には、何もありません。抽象的な時間と空間が変化するとすると、何もその変化を説明するものが無いので、
私はそれは考え難いと表現しました。