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'12/4/14

逃走しようと暴走開始か 京都事故、制限速度超え最初の追突

 京都市東山区の繁華街・祇園で、軽ワゴン車が暴走し、歩行者7人が死亡した事故で、死亡した藤崎晋吾ふじさき・しんご容疑者(30)に最初に追突されたタクシーの時速が、弾みで8キロ上がっていたことが14日、タクシーの車載装置の記録で分かった。

 強い衝撃を受けていることや運転手の証言などから、藤崎容疑者は制限速度の時速30キロを超える速度で追突したとみられる。捜査関係者などによると、追突後、タクシーの脇をすり抜けて、さらにスピードを上げて走り去ったとみられ、府警は当て逃げしようとして、暴走を始めた疑いもあるとみて調べている。

 追突されたタクシーの会社によると、車には衝撃を受けると自動で速度などのデータを記録するドライブレコーダーを搭載。追突12秒前から6秒後までの状況が記録されていた。

 記録によると、12日午後1時7分、時速21キロで走行中のタクシーに軽ワゴン車が追突。ブレーキを踏んでいたが、衝撃でタクシーの時速は29キロに跳ね上がった。

 タクシー運転手(63)によると、追突した藤崎容疑者は驚いたような表情を見せ、停止したタクシーの右側を走行し、交差点に向かって走り去った。衝突後、バックしたとの目撃証言もある。

 運転手は「怒る気なんてなかった。あの場所で車を止めて謝ってくれたら済んだ話だったのに」と話した。




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