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ギャル ルシア
アヤカにもらったシャブと道具はを自分のアクセサリーボックスにしまっていた。
アヤカと会ってキメセクをしてから6日間たっていた。あれから菊水はまだ一度も使っていなかった。
アヤカと会っている時は、いつのまにか、かなりの量をやっている。
仕事があったのでシャブを入れるのは控えていた。6日間たつと体からシャブが抜けたような気になっていて体調もいいような気がする。こうなると又シャブを打ちたくなる。エロい事もしたくなる。明日は休みだ。気分も高まりキメセクしたくてしょうがない。すぐアヤカに電話をした。
「明日なにしてる?俺休みなんだ、会いたいよ、会おうよ」
菊水は今までのようにすぐオッケーの返事がくるとしか考えてなかった。
「明日かぁ、私用事あるんだ。明日はムリだなぁ会えないや、ごめんね」
まさか断られるとは思っていなかった菊水は少しへこんだ。
「じゃあ、来週なら会える?」
「まだ、わからないの、今月いっぱいは会えないかも連絡するからゴメンね、菊水ちゃん、我慢しててね」アヤカはそういって電話をきった。
菊水は、彼氏が帰ってきたんだなと悟る。どんな野郎かやたら気になる。嫉妬心が湧く。
「チェッなんだよ、まったく、なんか面白くねえなー!」
ブツブツ独り言をいいながらソファーに寝そべった。
「彼氏っつのはどんな野郎なんだよ、そいつともキメて変態セックスやりまくってんのかね、俺の事大好きとか言って、アヤカはいったい何考えてるだ!あーイラつく!一発キメちゃおかな!やけ酒ならぬやけシャブだ!」
ブツブツいいながらシャブと道具を取り出し準備する。
「これから仕事だけど、大丈夫だろ!」
そう自分に言い聞かせながらすかさず血管にぶち刺した。
バッチリキマッている。
ソファーに横たわり携帯を手にする。すかさずエロサイトにアクセスする。
AVアイドル動画館、人妻の濡れ濡れオマ○コ、本物女子高生すっぱいまんすじ、片っ端から見まくっている。
菊水はオナニーを始める。
ちゃんと勃起はしていて気持ちいいのだか、ひたすらしごくが射精はしない。
今度は自分の指先でアナルを触る。
そして中指をアナルに軽く入れてみた。
なんともいえない気持ちいい快感だ。
チンコがひくひく勝手に動く、亀頭がパンパンに膨らんで赤くなっている。
亀頭の先からネバネバした液が垂れて糸をひいて濡れている。
携帯はもう床におちている。
アヤカとの変態プレーを妄想している。左手の中指はアナルに入れたまま右手でチンコをしごきまくる。イキそうだ。めちゃくちゃ気持ちいい。ピュッと白い精液を勢いよく飛ばした。顔にまで飛んだ。この元気の良さに本人も高校生並みだとビックリしていた。菊水は今までしたオナニーの中ではこれが一番気持ちいいオナニーだった。
今日は夜6時から仕事だ。シャワーを浴び身仕度する。髪セットし鏡をもう一度見る。自分でも顔色の悪さが気になる。目の下のクマもかなり目立つ。シワも増えたような気もする。
見るからに薬やってますっていうような顔だ。
「まっ俺ももうじき30だし気にしてもしょうがねぇ、日サロでも行って焼いてくるか!」
独り言を言って仕事へ出かけた。
店に入り従業員と挨拶をかわす。
バーテンの川島が顔あわせるなりこういった。
「菊水さん、顔色悪いっすよ、最近冷たいのいっちゃってんじゃないすか?あれはヤバいっすよ!」
川島とは長い付き合いで菊水が仕事面でもプライベートでも信頼している奴だ。一緒に酒を飲んだりナンパしにいったりマリファナもしょっちゅう一緒に吸っている仲だ。
川島は菊水がシャブにハマっている事を随分前から見抜いていた。
「バレバレか?この間少しやっちゃっただけだから大丈夫だ。」
菊水は川島にそう言った。川島は心配そうな顔で
「ほんとに大丈夫なんすか?そうとうハマっているように見えますよ、今もキメてんじゃないすか?他の奴はごまかせても俺はわかりますよ!ここんとこヤバい女とかに手だしちゃったりとかじゃないんすか?ガンジャまでにしときましょうよ。体ぶっこわれますよ!」
川島は気のいいやつだが鋭い指摘をする。ズバリだった。
「わかった、わかった。ほどほどにするから余計な気回すなよ!」
菊水はこういったが、シャブにハマってヤバいのは頭ではわかっている。でもやめられない、いやこの頃の菊水はやめようという気はなかった。素晴らしい秘密の薬というような感じに思っていた。
午後7時 オープンの時間だ。
オープンしてすぐに派手目な若い女が入ってきた。
「いらっしゃいませ、おっルッシー久々じゃん!一人か?」
この若い女の子はルシアといって18歳、可愛い顔だちの今どきの女の子だ。デリバリーヘルスで働いていた。
「菊水さーん、元気ー!」ルシアは菊水にかなり思いを寄せていた。しょっちゅう一人で来てカウンターでウーロン茶を飲む。以前ルシアは飲めない酒を飲んであれてた事があった。16歳の時から援交していくら稼いだとか、家庭環境が複雑で中学時代は家出を繰り返し深夜徘徊やシンナーで万引きで何度も補導された札付きの非行少女だった。そんな話を全部うちあかし酔いつぶれたルシアを家に泊めた事があった。その時菊水は手を出さなかった。気持ち悪くなって寝ながら嘔吐したルシアを優しく看病した。
それからルシアは菊水に思いをよせ常連になっていた。
菊水もとても可愛がっている子だが彼女とかつきあったりする感情とかはなかった。
ルシアは店にくると熱い視線で菊水ばかり見ている。
「菊水さん、たまにはルシアとデートしてよ。どっか連れてってー遊んでよ、今度お休みいつ?」
ルシアは積極的だ。
「明日休みなんだけど、明日ドライブでもしよか」
ルシアは大喜びだ。
菊水は休みはアヤカと会いたいのだがすでに断られている。明日はルシアとデートする事にした。


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