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事件
不明児童・生徒1191人 大都市集中 安否確認できず
2012.4.14 13:46
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大阪府富田林市で男児(9)の行方が分からなくなっている問題にからみ、全国で所在が確認されていない児童や生徒が1191人(昨年5月時点)にのぼることが、文部科学省への取材で分かった。大都市を抱える都府県に集中しており、多くは、富田林市の男児と同じく安否が確認できず、有効な手立てもないという深刻な問題になっている。
文科省によると、小中学校に通う児童や生徒は就学する際、住民票を基に学齢簿に情報が記載される。このうち、1年以上所在不明の児童らは「居所不明児童・生徒」に分類される。全国1191人のうち大阪は153人で、愛知(272人)、東京(200人)に次いで3番目に多い。
所在不明の理由は、借金のため家族ごと失踪した▽母親らがドメスティックバイオレンス(DV)の被害を受け、住民票を残したまま一緒に逃げる▽虐待を受けている-などが考えられるという。後で消息が分かれば理由も判明するが、富田林市の男児のように理由も分からず、安否も不明になったままの場合もあるという。
67人の居所不明児童・生徒がいる大阪市では、国際結婚した一家が転出届を出さないまま海外へ出国しているケースが多いとされる。この場合は出国したことは確認できるが、そのほかは、他の自治体と同じように居所不明の理由が判然としていないという。
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