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SDN48、39人全員で涙の卒業公演 2年半の活動に終止符

オリコン 3月31日(土)22時18分配信

SDN48、39人全員で涙の卒業公演 2年半の活動に終止符
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東京・NHKホールで卒業コンサートを行ったSDN48
 AKB48のお姉さんグループ・SDN48が31日、東京・NHKホールで卒業コンサートを行った。同グループ初にして最後の単独コンサートで全37曲を熱唱したメンバーは、涙で顔をぐしゃぐしゃにしながらも、最後には晴れやかな笑顔。満員の観客に惜しまれつつ39人全員が一斉に卒業し、2009年8月の劇場デビューから2年8ヶ月の活動に終止符を打った。

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 絶叫のような「アンコール」に背中を押され、白いミニのウエディングドレスで登場した39人が横一列に並ぶと、キャプテン・野呂佳代が万感を込めてSDN48での活動を振り返った。

 「2009年8月1日、当初20名でスタートした私たちがこうしてステージに立っていられるのは、ファンの皆さんとサポートしてくれたスタッフのおかげです」とあいさつ。「1stアルバム『NEXT ENCORE』では、私たちが夢に見てきたオリコン1位を獲得させていただきました」と感謝すると、割れんばかりの拍手が送られた。

 「私たちSDN48はAKB48のように大きな記録は残せなかったけど、皆さんの記憶に残るチームでいさせてください」と呼びかけた野呂の頬に涙がつたうと、ステージ上のメンバーと会場からはこらえていた嗚咽が漏れた。

 ダブルアンコールで「終わらないアンコール」のイントロが鳴り始めると、会場はファンのペンライトで一面、白に染まり、メンバーも大階段に座って「S」「D」「N」の人文字を作ってそれに答えた。

 ラストナンバー「孤独なランナー」を歌い終え、名残惜しそうにステージを後にしようとしたメンバーを引きとめるかのように、満員の観客からは「SDN」コールが沸き起こった。2009年8月1日の劇場デビューから338公演目となる最終公演を終えたメンバーは、ステージで抱き合って号泣しながらも、会場には笑顔を向け、いつまでも手を振っていた。

 なお、昨年10月にSDN48全員卒業を告知以来、総合プロデューサー・秋元康氏のもとには撤回を求める5800人分の嘆願書が寄せられた。存続こそかなわなかったが、一年後に卒業メンバー全員が集まって同窓会のようなイベントが行われる予定だという。

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最終更新:4月1日(日)21時5分

オリコン

 

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