福島のニュース

自殺の男と小野さん親交 パチンコ店で顔見知り 2人変死

 福島市陣場町のマンションの一室で同市桜木町、職業不詳小野正美さん(63)ら2人の遺体が見つかった殺人事件で、部屋の住人で福島署の家宅捜索中に自殺した本籍石巻市、職業不詳の男(62)と小野さんが、パチンコなどを通じて親交があったことが13日、分かった。
 複数の関係者によると、男は福島市のパチンコ店の常連客で、自殺前日の8日午後もパチンコをしていた。小野さんも同じ店に頻繁に出入りし、男と顔見知りだった。
 男と小野さんはともに生活保護を受けており、低所得者を支援する団体が主催する交流会にも、2人は参加していたという。
 福島県警は司法解剖の結果や小野さん宅の電気やガス、水道の使用状況から、殺害時期を1月下旬〜2月上旬とみているが、「2月中旬に小野さんを見た」との目撃証言もある。
 福島署は男と小野さんの関係を調べるとともに、小野さんとともに遺体で見つかった1人の身元確認を急いでいる。もう1人は60歳前後で性別は不明。死後1年以上とみられる。
 男は福島署が9日、窃盗容疑でマンションの自室を捜索した際、屋上から飛び降りて自殺した。同署は男が小野さんらの殺害と死体遺棄に関わったかどうかも含めて調べている。


2012年04月14日土曜日


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