ＡＫＢドキドキ「君が代」斉唱！東京ドーム公演の“予行演習”に！？

　セ、パ両リーグが開幕した３０日、各球場で行われた豪華セレモニーには芸能界から人気タレントが登場した。東京ドームでは、ＡＫＢ４８が国歌を斉唱し、ナゴヤドームでは、武井咲（１８）が始球式に登板。野球ファンが待ちに待っていた２０１２年球春に花を添えた。

【写真】東京ドームでの国歌斉唱でセンターで歌う前田敦子

　人気アイドルグループ・ＡＫＢ４８の前田敦子（２０）、大島優子（２３）らメンバー１６人は、東京ドームでの巨人‐ヤクルト戦の試合前に国歌斉唱を行った。ＡＫＢは０９年７月１日に、東京ドームで始球式を行った経験はあるが、国歌斉唱は初めて。満員に埋まったドームが静寂に包まれる中、８本のスタンドマイクの前でメンバーは「君が代」を透き通った声で披露。スタンドからは温かい拍手が起こった。

　「君が代は学校で歌って以来。アカペラって初めての経験でした」という大島は、安どの表情でグラウンドを後にし、キャプテンの高橋みなみ（２０）は「点数はつけられないけど、気持ちを込めて歌えたので満足感はあります」と“初体験”を終え、充実感を漂わせた。

　ＡＫＢとしては予行演習の場ともなった。初の東京ドーム公演が決定しており、満員の観客と向き合った高橋は「ここでコンサートをするんだなとしみじみ感じました。自分たちも観客の皆さんとひとつになってコンサートができればいいなと思いました」と、夢のステージに思いをはせていた。

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