- 共通テーマ：
- 電車男 テーマに参加中！
今回は、時間が短く感じませんでしたか？ あっという間に終わってしまいました。それだけ、テンポがよかったというか。ドラマオリジナルのストーリーのようですが、よくできていたと思います。
信じていた恋人に裏切られ、ひどく傷ついた過去を引きずり、嘘をつく人間に対して強い拒絶反応を示すようになってしまったというのがドラマの設定にしても、今回の一件は、沙織（伊東美咲）への「裏切り」ではなく「些細な嘘」。なのに、どうして、あそこまで山田（伊藤淳史）に冷たい態度を取るのだろうと。引っ掛かりを通り越して、違和感を感じていました。山田の「ごめんなさい」に対して、沙織は「私たち、もう会わない方がいいと思う」ですから。でも「かけがえのない存在だった」と。なのに、果歩（佐藤江梨子）と裕子（須藤理彩）に「冷たく突き放すのよ」と言われて、しっかりうなずいてしまう沙織。沙織のキャラクターが、よくわかりません（共感できない）。
と思っていたら、本人にもその自覚はあるようで……。「何で、こんな些細な嘘を気にするのか」と悩みます。しかし、出した結論が「もう会わない」というのは、えっ？ せっかくの誕生日コールにも、「会う気はない」と冷たくぴしゃり（伊東美咲は、冷酷モードのほうが、いい顔しているように思います）。
別の回のときにも書きましたが、沙織は山田のことを、ヲタクとは思っていませんよね。ヲタクな山田を見ても、全然気にしてないし、ヲタクルックを見ても、「足首姫」な山田を見ても引いていません。松永氏言うところの“真性ヲタク”は、山田のように、相手に自分がどのように映るか（ヲタクとして捉えられるか）なんて意識しないのでは？ 早く気付けよ山田、であります（来週、やっと気付く？）。
ヲタクから足を洗うには、“思い出の品々”は、処分しないとダメなんですか。箱に詰めて押し入れにでも入れておけば、という感じで見ていました。そうそう、自分では「これは」と思ってるのに限って、たいした買い取り価格が付かないんですよね。これは、同じ経験があります。
陣釜（白石美帆）、いいところありますね（こう来ましたか）。時計を見て、「ひとり寂しく待ちぼうけ」の山田を見に行くのかと思ったら、沙織のパーティーへ。目的は、沙織の弟ではなく、沙織自身。山田のことをさりげなくフォロー。キャラにマッチした話がよかったですね。いいところで、桜井に沙織をさらわれてしまい、「ちくしょう」以降の顔は、山田を振り回す、いつもの陣釜でしたが（関係ないけど、背中のぐっと開いたドレスの後ろ姿、色っぽいですね）。その前は、沙織の弟・啓介（速水もこみち）と示し合わせたように消えるし（もう喰っちゃったのかな？）。これも、山田のためでしょう？
啓介は姉貴と山田とのこと、応援しているみたいですね。母親同様、輝いていた姉貴に気付いていたからでしょうか（陣釜のことは、どう思っているのだろう？）。
桜井は「兄貴モード」と「ひとりの男モード」のせめぎ合い。奪うほうを選びましたか……。盗撮ラジコンカーは、立派なヲタク。車も、付けるとかえって遅くなりそうなウィング付けてるし。シートはもちろん、レカロ（でしたよね？）と。沙織もエルメスも知っている立場は強い。「ドラゴン桜」の桜木じゃありませんが、情報を制する者は、ですね。でも、最後は奪うつもりが取り持ち役になってしまい……。それにしても、前回までのキャラとは、落差が大き過ぎる気もします。
今回の住人エピソード（留学したいアイドル）は、いつもと異なり、メインストーリーとうまくシンクロしていなかったような気がします。全体の流れのなかで、埋もれてしまい、もったいない（「はるか」のファインプロのようなプロダクションですね）。
次回も大いに盛り上がりそう。妹と沙織の母が山田の援護射撃？ 沙織は山田部屋を訪問。山田はヲタク復帰宣言？ 目が離せませんね。
おはようございます。ＴＢありがとうございました（笑）。予告を見ると、来週も楽しみです（笑）。