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2012年4月13日(金) 19:14 |
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JR四国が深夜に大規模な訓練
深夜の大規模訓練です。 今年1月、瀬戸大橋線の快速列車が故障し、瀬戸大橋の上で4時間立ち往生したトラブルを受けて、JR四国は列車を使った大規模なトラブル対応訓練を行いました。 深夜から未明にかけて行われた訓練は、乗客への素早い対応に重点が置かれました。
JR四国の訓練は、瀬戸大橋線の終電が瀬戸大橋を通過した後の深夜1時過ぎから、坂出市の高架橋の上で行われました。 訓練は架線の停電と車両故障にともない、列車が高架橋の上で立ち往生したとの想定で行われました。 JR四国などから約230人が参加する大規模な訓練です。 瀬戸大橋線は今年1月に快速列車が故障し、瀬戸大橋の上で乗客が4時間にわたり列車内に閉じ込めらました。 これを受けJR四国は、対応マニュアルを見直しました。 今回の訓練は、新しいマニュアルをチェックするもので、まず、JR四国の乗客対応の担当者が現場に駆けつけて車内に乗り込みます。 飲み物や毛布などが車内に運び込まれ、閉じ込められた乗客に配られます。 新しいマニュアルで重点が置かれているのが、こうした乗客への素早い対応です。 このあと、立ち往生した列車が自力で走行できないと判断し、乗客を運ぶための列車が駆けつけます。 新しいマニュアルでは、閉じ込められた乗客を救援するまでの目標時間を2時間程度と定めています。 また、今回の訓練では、故障した列車に別の列車を連結して、近くの駅まで運ぶ訓練もあわせて行われました。
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