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2012年4月13日(金) 19:14 |
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開幕直前の湯郷ベル「めざすは優勝」
いよいよ15日、日本女子サッカーリーグなでしこリーグが開幕します。 日本代表のキャプテンを宮間選手が務めるなど、今年は話題の多い岡山湯郷ベル。 期待の新戦力が加わり、19人の選手で迎える今シーズン、狙うは悲願の初優勝です。
種田佳織監督が率いて2年目のシーズンを迎える岡山湯郷ベル。 去年は1試合平均の得点が初めて2点台に達するなど、攻撃に厚みを増した結果、過去最高に並ぶ4位に入りました。 もちろん、今年も司令塔・宮間選手を中心とした攻撃の形は健在です。 その攻撃陣にさらに刺激を与えそうなのが、高校を卒業したばかりの新入団のFW・横山久美選手です。 現在は20歳以下の日本代表でもある横山選手。 前線から激しいプレッシャーをかけて、ボールを奪うとすぐさま相手ゴールを狙う積極性がいちばんの武器です。 主力選手の退団で一気に若返ったDF陣を引っ張るのは、湯郷ベル5年目、32歳のベテラン津波古友美子選手です。 右ひざの怪我に泣いた去年は、わずか6試合の出場に終わったものの、ヘディングでの競り合いの強さと経験に裏打ちされた巧みなカバーリングでゴール前を守ります。 そんな湯郷ベルにまたとない援軍が現れました。 去年6月のワールドカップ優勝以来、スポンサーに名乗りを上げる企業が相次いだのです。 昨シーズンと比べて30社以上多い、約120のスポンサーが今年の湯郷ベルを支えます。 スポンサーの増加で得た収入を使って、クラブはキャプテンの福元美穂選手と今月からプロ契約を結びました。 宮間選手に次いで2人目となるプロ契約で、プレーに専念できる環境を整えた格好です。 また、試合に勝ったときに選手に支払う給与、勝利給の制度も新たに導入しました。 モチベーションを高め、優勝争いを演じてほしいというクラブの狙いもあります。
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