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「」がダンティ
『』がエミリア

では、本編をどうぞ!
Lost番外編
髪の色で話していたはずが
「エミリアは自分の容姿が好きですか?」

『んー? アタシはこの髪色嫌いだけどね』

「奇遇ですね。自分もです」

『そうなの? ダンティの髪色って、夜の空みたいで綺麗だと思うんだけどなぁ』

「それを言うならエミリアは優しい紅茶色ですよね」

『……』

「……」

『よくそんな恥ずかしいことが言えるわね』

「そっくりそのまま貴方に返します」

『……』

「……」

『別に恥ずかしくないと思うわよ、夜の空。星が似合いそうじゃない』

「自分も同意見です。紅茶色の貴方の髪に、白い花を挿したらきっと見惚みほれてしまうでしょうね」

『……』

「……」

『アタシ知ってるわよ。貴方みたいな人のこと天然タラシって言うんでしょ』

「それは初めて聞きました。自分のどこがタラシだと?」

『……』

「エミリア?」

『――ッ! もういい、もういいわよ! アタシの負け!』

「ん? いつから勝負に?」
こんな話がされていればいいよ! なんてw


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