let's 町
町です町。
主人公のチート能力は学園偏で発揮されますー
ラウアさんによるとこの町はルーダラス大陸で2番目に大きなハルベティア帝国の中でも2番
ルーダラス大陸には5つの国があり
一番大きな国は大陸の中央にあるルーダラント皇国
二番目に東のハルベティア帝国が入り
三番目に南のラスドラシア国
四番目に西のレンティアーラント国
五番目に北のアークシュレアド国があるのだそうな
ハルベティアは古くから聖なるものまたは神聖なものが住まう土地としてあり、それゆえに魔術が発達した国なのだそうだ
(どうやらここの魔術は精霊などの神聖なものからの加護をうけて使えるものであり、魔物たちが使うものは瘴気を力の根源として扱うものらしい)
ルーダラントは商業の国や武の国として有名である。
ラスドラシアは観光地として有名であり古くからの一族、竜人族などがたくさん住んでいるそうだ
レントアーラントは魔術と科学をあわせた力などによる魔工具をたくさん生産しており、ハルベティアと提携をくんでいる
アークシュレアドは魔物の住む土地としてあまり人はおらず、唯一の町アルバレアは瘴気から身を守るべく結界を作ることに長けた者たちが住むのだという。
解説終わり
いま私たちの居る町の名をモルガートといい
なんだかにぎわっていた
「にぎやかですね。」
「いつもはもう少し静かなのだがな・・・。なにかあるのか?」
ということで宿のご主人に聞いてみると
「今日から一週間帝国からお姫様が来るのでございます。」
「何番目だ?」
ラウアさんが聞くと
「四番目の姫でございます」
「なるほど、だからこんなににぎわっておるのか」
後から聞いた話だが四番目の姫(通称 四姫)はすべてをとりこにするぐらいに美しくその美しいお姿を人目みんとこの町にたくさんの人が来ているのだそうだ。
わたしも一度でいいから見てみたいと思った。
ラウアさんいわく
「めんどくさいときに来てしまった」らしい
ラウアさんによれば、この国の王族は何故か聖なるものかどうかを見分けることが出来るらしく、どれだけ巧妙に変化や魔術で姿を変えたところですぐに見つかるのだそうだ。
確かにラウアさんからすれば、めんどくさいのだろうと思う。
私もそうだ。
本来のあの黒髪に紅い目であることを見破られてはひとたまりもない。と思う。
これから生きていくなかでそんな能力の持ち主がいないことを私は願おう。
「ラウアさん。私たちが町に来た理由って何ですか?」
「衣服に買い揃えにお前のその膨大な魔力を抑えるものを探す」
「魔力???」
「いまの何もしていないお前だと魔力が垂れ流しになるのでな。魔力を持たない人が魔力酔いしてしまう」
「あぁ。そうなんですか。」
んん?ということは今も絶賛垂れ流し中なのか?
「えっと・・・。もしかして私いま魔力垂れ流し中ですか?」
「いや。私が抑えてある」
ラウアさんさいこーだわ
なんて気が利くんだろう
「お前の膨大な魔力が垂れ流しだと変な者がよってくるからな」
理由はそれですか。浮かれてた私はいったいなんだったんだろう。
「宿に入るぞ。」
空を見ればもう薄暗くなっていた。
今日はお姫様を見ることが出来なかったけれど
明日はお姫様をみることができるかな。
そんなことを楽しみにしながら、私は宿の中に入ってその日の晩を過ごした
誤字・脱字などがあればいってくださいませ。ご主人様
感想をくれると私はとってもうれしいな
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