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2012年4月14日3時34分

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美浜原発2号機40年超え容認へ 保安院、10年延長

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 7月に運転開始から40年を迎える関西電力美浜原発2号機(福井県美浜町)について、経済産業省原子力安全・保安院は13日、10年間の運転延長申請を検討する専門家会合を再開した。近く延長を認める方針。政府は原子炉の運転を原則40年に制限する考えだが、法案成立の見通しが立たないなか、東日本大震災前の制度で手続きが進む。

 関電は昨年7月、10年間の運転延長申請を保安院に提出。その後、細野豪志原発相は原子炉の運転を原則40年に制限する方針を表明し、野田政権がその条項を盛り込んだ原子炉等規制法などの改正法案を国会に提出した。

 しかし、野党の反対で法案審議に入れない状態が続き、保安院も、3月末で廃止予定だったが、業務を当面続けることになり、現行制度に基づいて手続きを進めざるを得なくなった。

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