'12/4/13
東京アンテナ店、7月開店へ
広島県は、本年度中の移転再開を目指している東京アンテナショップを7月にも銀座で開店させる方針を固めた。瀬戸内の海の幸や県の特産品を全国に売り込む役割を明確にするため、「広島ブランドショップ」と位置付ける。首都圏の情報発信拠点が2年ぶりに復活する。
県は1月、中央区銀座1丁目のビルの地下1階〜地上3階、4フロアを借りる契約を締結。内外装の基本設計は終わり、近く工事に入る。オープニングイベントの企画業者の公募も始めた。
県によると、地下1階に瀬戸内の魚を味わえるレストラン、1階と2階に県産品の物販店、3階にカフェを併設したイベントスペースを設ける。
賃貸料は年間1億5千万円。レストランと物販店は、飲食店や旅館を経営する鞆スコレ・コーポレーション(福山市)が運営する。イベントスペースは別の業者に委託する方向で検討している。