教育機関向け クラウド サービス

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一部メディアや SNS などで Microsoft Live@edu の障害が取り上げられている件について、経緯と対応状況についてご報告いたします。

【背景】
2012 年 1 月下旬に、Live@edu のうちメール プラットフォームとして Hotmail をご利用中の教育機関が Outlook Live へメールボックスを移行後、一部ユーザーの一部のメールの“件名”が Web ブラウザーをメールクライアントとして利用した場合に、文字化けすることが分かりました (尚、本文字化けの事象は、(1) メールクライアントを利用 (2) 当該メールを自分あてに転送 した場合には発生しません)。弊社では、当該問題の根本解決のために修正プログラムの開発を進め、3 月末までにメールがホスティングされているデータセンターに修正プログラムを適用いたしました。

【今回の事象】
今回のお客様は、修正プログラム適用以前にメールデータの移行を完了されており、上記メールの文字化けが一部のユーザーにて発生しておりました。文字化けの解決のため、メール移行のやり直しを全アカウントについて実施いたしました。このメール移行やり直し作業のため、マイクロソフトが提供したコマンドをお客様に実行していただいた結果、メールボックスと Windows Live ID のひも付けが外れるという事象が発生いたしました (事象発生からアカウント復旧までの間に送られてきたメールがメールボックスに配送されず、送信元に返送された事象も確認されています)。

【現在の状況】
弊社では 4 月 12 日 午前 9 時現在、100 %のアカウントの復旧を確認しました。さらに確認した結果、 アカウントやメールデータの消失という事態は起きておりませんでした。また、ユーザーがサインインできる状態に回復させるため、全アカウントのパスワードのリセットをお客様側の管理者にて実施いただき、新たなパスワードをユーザーに個別に通知いただきました。

【他のお客様への影響について】
移行作業のやり直しのための特別なコマンド実行は、他のお客様で実施されるものではありません。従って当該お客様のみで発生した事象で、他のお客様には一切影響はございません。

日本マイクロソフトでは引き続きマイクロソフト本社と連携して、お客様のサポートを行うとともに、今後の再発防止に努めてまいります。