今日僕は六年間通った中高一貫の男子校を卒業した。
男子校だったことは一生後悔するような取り返しのつかないことだったと思うけれど、
代わりに男子校でしか実現しない雰囲気を楽しめたのもきっと間違いないことだろう。
入学当初から僕は本当にダメな生徒で、いつしか劣等感の塊のような存在になっていた。
それでも6年という長い時間の中で、自分に何ができて何ができないのかを把握し、
ある程度自分に自信を持って生活することができるようになった。
この学校はいわゆる進学校で、学校の存在意義の主たるものは生徒を名門大学に合格させることだと言っても
何ら間違いではないような所だった。
高3になっても返却されたテストの解答用紙に「もう少しなんとかなりませんか?」と書かれてしまうような成績を取っていたが、
5割近い浪人率の中で、自分との間に大きなレベルの差を感じていた某国立大学に合格できたことで、
僕は自分の六年間を肯定でき、また、何かに許されたような気がする。
担任に自分の進学先を伝えた時、「すごいじゃない、ここ、難関だよ」と言われたときは本当に救われた。
ちなみに実は別に難関でもないです。フツーの国立。僕が劣等生だったから気を使ってくれたんでしょう。
だいぶ前から、この高校を卒業するときには号泣してしまうと思っていた。
けれど目が潤むことはあっても決壊の恐れを感じたことは一度も無かった。
それはやはり、進学校ゆえにどうしても高3時なんかは学校生活をしているという感じが若干薄れていたからだろうか?
三学期なんかは授業も無い。
正直高校でやりたかったけどできなかったことなんて山ほどある。
今度こそ手に入れた素晴らしい環境に胸を踊らせながら、
今は何かに備える時間を過ごす。
男子校だったことは一生後悔するような取り返しのつかないことだったと思うけれど、
代わりに男子校でしか実現しない雰囲気を楽しめたのもきっと間違いないことだろう。
入学当初から僕は本当にダメな生徒で、いつしか劣等感の塊のような存在になっていた。
それでも6年という長い時間の中で、自分に何ができて何ができないのかを把握し、
ある程度自分に自信を持って生活することができるようになった。
この学校はいわゆる進学校で、学校の存在意義の主たるものは生徒を名門大学に合格させることだと言っても
何ら間違いではないような所だった。
高3になっても返却されたテストの解答用紙に「もう少しなんとかなりませんか?」と書かれてしまうような成績を取っていたが、
5割近い浪人率の中で、自分との間に大きなレベルの差を感じていた某国立大学に合格できたことで、
僕は自分の六年間を肯定でき、また、何かに許されたような気がする。
担任に自分の進学先を伝えた時、「すごいじゃない、ここ、難関だよ」と言われたときは本当に救われた。
ちなみに実は別に難関でもないです。フツーの国立。僕が劣等生だったから気を使ってくれたんでしょう。
だいぶ前から、この高校を卒業するときには号泣してしまうと思っていた。
けれど目が潤むことはあっても決壊の恐れを感じたことは一度も無かった。
それはやはり、進学校ゆえにどうしても高3時なんかは学校生活をしているという感じが若干薄れていたからだろうか?
三学期なんかは授業も無い。
正直高校でやりたかったけどできなかったことなんて山ほどある。
今度こそ手に入れた素晴らしい環境に胸を踊らせながら、
今は何かに備える時間を過ごす。
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