国際ニュース検索
トップ > 経済 > 記事

レアアース使わない産業用モーターを開発、日立

  • 2012年04月12日 12:09 発信地:東京
  • 写真
  • ブログ
  • クリッピングする
  • 写真をブログに利用する

独ベルリン(Berlin)で開かれたコンシューマーエレクトロニクスショー「IFA」に参加した日立製作所(Hitachi)のブース(2007年8月29日撮影、資料写真)。(c)AFP/ JOHN MACDOUGALL

【4月12日 AFP】日立製作所(Hitachi)は11日、レアアース(希土類)を用いない産業用モーターを開発したと発表した。

 開発したのは11キロワット(kW)の高効率永久磁石同期モーターの試作品で、2014年の製品化を目指している。従来型のモーターには、磁石部にレアアースの一種ネオジウムやディスプロシウムなどが使われていた。

 ハイブリッド車(HV)や電気自動車(EV)の普及に伴い、レアアース需要は急増しているが、世界生産の90%以上を占める中国は近年、生産・輸出を厳しく制限する傾向を強めており、価格も高騰している。こうしたことから日本国内ではレアアース依存削減や輸入先の多様化を模索している。

 日立は2008年からレアアースを用いないモーターの開発に着手していた。トヨタ自動車(Toyota Motor)なども同様の研究を進めている。(c)AFP

【関連記事】さまざまな電気製品に使われているレアアース

1日2回更新本日の必読記事:4月13日  午後版

世界遺産「イグアスの滝」流量30%、深刻な水不足で世界遺産「イグアスの滝」流量30%、深刻な水不足で(写真9枚)

このニュースの関連情報

このニュースをツイートする/ソーシャルブックマークに登録する

  • Buzzurlに追加
  • newsing it!
  • 楽天SocialNewsに投稿!

このニュースへのリンク

新着ユーザースライドショー

ユーザー制作のスライドショーをご紹介。無料で簡単な会員登録で見られます。

新着ユーザースライドショー一覧

中南米 北米 中東・アフリカ アジア・オセアニア ヨーロッパ 中東・アフリカ