イラン大統領が強硬姿勢、「核の権利みじんも放棄しない」
[ドバイ 12日 ロイター] イランのアハマディネジャド大統領は、核開発問題に関する欧米諸国などとの協議を2日後に控えた12日、いかなる圧力をかけられても核の権利を放棄することはないと述べ、改めて強硬姿勢を示した。国営イラン通信(IRNA)が伝えた。
報道によると、大統領は14日に予定されている協議について、「イランが基本的な権利を主張しているだけであり、いかなる圧力をかけられても、みじんたりとも核の権利を放棄することはないだろう」と述べた。
トルコの首都イスタンブールで開かれる協議は、国連安全保障理事会の常任理事国にドイツを加えた6カ国と行われる予定で、イランは11日、合意に達するための新提案を打ち出すと発表している。
© Thomson Reuters 2012 All rights reserved.