イラン大統領が強硬姿勢、「核の権利みじんも放棄しない」

2012年 04月 13日 14:23 JST
 
check

[ドバイ 12日 ロイター] イランのアハマディネジャド大統領は、核開発問題に関する欧米諸国などとの協議を2日後に控えた12日、いかなる圧力をかけられても核の権利を放棄することはないと述べ、改めて強硬姿勢を示した。国営イラン通信(IRNA)が伝えた。

報道によると、大統領は14日に予定されている協議について、「イランが基本的な権利を主張しているだけであり、いかなる圧力をかけられても、みじんたりとも核の権利を放棄することはないだろう」と述べた。

トルコの首都イスタンブールで開かれる協議は、国連安全保障理事会の常任理事国にドイツを加えた6カ国と行われる予定で、イランは11日、合意に達するための新提案を打ち出すと発表している。

写真

ロケット失敗で軍事的挑発も

韓国国防省の高官は、ロケット発射の失敗を受け、北朝鮮が韓国に対し軍事的挑発行動に出る可能性があると語った。
  記事の全文 | ビデオ 

4月12日、イランのアハマディネジャド大統領は、いかなる圧力をかけられても核の権利を放棄することはないと述べ、改めて強硬姿勢を示した。2月撮影(2012年 ロイター/Morteza Nikoubazl)
写真
薄氏失脚の示すもの

薄熙来氏は重慶市党委員会書記を解任されると、党中央の政治局員、中央委員の職務も停止された。疑惑は立証しづらいとはいえ、指導部の動きは、政治的に言うなら完全に理にかなっている。
  記事の全文 | 関連記事