| ||
(11時間45分前に更新) |
北朝鮮が長距離弾道ミサイルを発射したとみられる13日午前、県防災危機管理課に設置された、発射を知らせる全国瞬時警報システム(Jアラート)が反応しなかった。漢那宗善課長は「鳴らなかった理由を(政府に)確認したい」と話した。
緊急情報ネットワークシステム(エムネット)は発射を伝えたが、発射したとみられる時間から約1時間後の午前8時37分の第3報だった。
政府はミサイル発射の情報伝達体制について、県や市町村に対してはエムネットで伝達し、住民に緊急な情報伝達を要する場合に、該当地域にJアラートで伝達するとしている。
県は政府の安全保障会議を受け、危機管理対策本部会議(本部長・仲井真弘多知事)を開き、今後の対応を協議する。13日午前9時20分現在、市町村などからの被害報告はないという。