いい制度だと思うから、であるのは間違いないのですが、なぜわざわざ専用ツイッターアカウントやブログまで作ってまで積極的な支持の行動をとるのか。何が僕の得なの?プロフィールに書いてあるのが本当ならば、メリットよりデメリットのほうが大きそうなのに?
1) 安心が欲しいから
おそらくはデメリットのほうが大きいですが、もしかしたら?の気持ちがあります。あと20年馘にもならず倒産もせずって、ほんとに大丈夫?の意味。そうしたときでもぎりぎり大丈夫の安心感はやはり欲しい。別の見方をすると、それでも大丈夫だと思うだけの資産形成をしなければならないとすると、今使える金は減る。しかもおそらくはそのような資産が必要になることはない、ただの豚積みで結局使えずじまいだろうことを考えると、直接的にデメリットでもあるのかな。
2)美しい制度だから
シンプルで美しいので「ね、これきれいでしょ」と人に言いたい、っつーところもありますね。
3)馬鹿ホイホイだから
山崎元さんが「切れ味に驚いた」とおっしゃっていたとおり、ちょっと見荒唐無稽、実はシンプルかつ頑健、政治的に難しいとしても現実性もたっぷり。推進派としては「これ理解できないの?馬鹿じゃね?」と、ユーエツ感に浸れたりする。
逆に荒唐無稽な外見から「オマエラ馬鹿じゃね?」と突っ込んだ反対派は、ばっさり切り返されてヤラレタ!悔しいから絶対賛成しない!になってしまったりするんじゃないかと。そういうのは良くないなあ、と少々自戒。