「ねぶた」を守るか、傍観か。90%以上が青森県は韓国に抗議すべきと回答

      [2012/04/13]


    韓国ねぶた

    青森県の伝統行事「ねぶた祭り」と限りなく酷似した韓国の「燃灯会」の存在が問題視されたのはつい最近のこと。

    この燃灯会。韓国側の説明によると、その起源は遥か新羅の時代にまで遡るという。陰暦の正月15日に行われていた仏教の祭典で、最大の特長は「ねぶた」そっくりの山車である。韓国側はこの「燃灯会」を模倣したのが青森県の「ねぶた祭り」であると主張しているという。
      
    livedoorネットリサーチで行った、「韓国のねぶた祭りパクリに青森県は抗議すべき?」というアンケート調査には、2069人から回答が寄せられ、実に90.1%は抗議に賛成している。

    コメントを見てみると、
    ・やらないとどんどんつけこまれる。
    ・一度でも譲歩したり放置したりすれば際限無くつけあがる。
    ・厳しく抗議すべきだ。
    ・抗議と同時にこちらも申請すべき。抗議は相対だが申請すれば韓国の横暴さを知らせる事ができ、今後このような事は減っていくと思う。
    ・日本として青森県が築き上げた文化遺産を守る上で抗議するのは当然だ。
    と、青森県はねぶたを守るため、抗議すべきという回答が大半だった。

    転じて、少数派の反対票を投じた人々のコメントもまた頷けるものは多い。
    ・ハリボテを相手にする必要はない。
    ・ユネスコに登録されたからと言って青森のねぶたが影響受けるわけではないようだ。放っとけばいい。
    ・青森県民のように人のいい人たちは悪辣な連中と係わるべきではない。
    ご覧のように、相手にしない方が良いという意見が圧倒的だ。青森県としては殊更抗議を申し立てるつもりがないようだが、その姿勢を評価する意見で占められていた。
     
    どの道、韓国の「燃灯会」がもしもユネスコ文化遺産にされたとしても、青森県の「ねぶた祭り」を取り止めにする理由にはならない。
     
    だが、かつて韓国は日本の文化である「端午の節句」をユネスコに申請し、しかもそれが承認されてしまっているという事実がある。
     
    「欲しいのならあげてしまおう」という精神が良好な関係を成すかどうかは相手次第。今、竹島や日本海の表記問題など、中国、韓国と日本の関係は非常に膠着している。

    放置することが最適であるのかどうか、難しい問題だ。

    (伊藤結児)

    ネットリサーチニュースは、livedoorネットリサーチで話題となったリサーチ結果をお送りするブログメディアです。iPhoneアプリも好評ダウンロード中!ライターも募集しています。

    ねぶた祭  “ねぶたバカ”たちの祭典 (角川oneテーマ21)
    河合 清子
    角川書店(角川グループパブリッシング)
    売り上げランキング: 535883

    新着記事

    特設サイトの情報

      求人情報

      人気記事

      一覧

      イチオシ記事

      新着記事

      特別企画

      転職ノウハウ

      あなたの仕事適性診断

      4つの診断で、自分の適性を見つめなおそう!

      Heroes File ~挑戦者たち~

      働くこと・挑戦し続けることへの思いを綴ったインタビュー

      はじめての転職診断

      あなたにピッタリのアドバイスを読むことができます。

      転職Q&A

      転職に必要な情報が収集できます

      スカウト転職する

      企業からアプローチのメッセージが届きます。

      マイナビニュースマガジン