めだかボックス・第2箱
あれ?短い。めだかボックスって1話がこんなに短い作品なの?
貴様が犯人か?
目安箱に生徒会への依頼が到着。二年生の陸上部の有明がレギュラーに選ばれたが、その直後に愛用のスパイクを切り刻まれ「陸上部をヤメロ」と言う脅迫文が入れられていたと言う。
これは・・・陸上部、全然爽やかじゃない。なにより有明が涙を流す様にこんな事をやった人の居る所で部活を続けるのは嫌だな。
そんな有明に、めだかはいとも簡単に今日中に犯人を割り出すと言い、安心しろと言う。
何を根拠にと思う善吉だったが、めだかはあの二つの物証で既に犯人の属性を割り出していたのだ。あのシューズのどこを切ったら分解出来るのか知っている事から犯人は同じ靴を履いている。その切り口が左利き用の鋏だった事から犯人は左利き(すみません。私はほぼ完全な左利きですが、鋏だけは右利きですw)。脅迫文に使われた新聞紙の切り抜きから住んでいる地区も特定(でもこのご近所でそれだけ異なるか?通学範囲が広いのか?)。
じゃあそれに該当するのは誰?と言う情報は半袖が持って来る。諫早先輩は、状況証拠はぴったり合うが、実行した証拠が無い以上は犯人に決めつけられないと言う善吉に、ならば本人に聞けば良いとめだかが直接聞きに行く。
逃げる諫早をめだかが追いかけ陸上部を追い詰める。狼狽した諫早は言われもしない事をぺらぺらと喋ってもう状況証拠どころか決定的な証拠になるのだが、罪を認められずに「違う」と答えたのをめだかはそのまま受け容れる。
後を追って来た善吉はめだかの様な性格ではないが、この件はめだかの気持ちをそのまま受け止めると言い、諫早は自分のしでかした事を悔いて翌朝は新しいスパイクと伴に謝罪文を有明の靴箱に。
めだか、これを新しい挑戦状に解しちゃうってのは、一周回ってバカなんだそうだw
当然、私だ!
次の依頼は迷い犬探し。そろそろ目安箱に入れる依頼の歯止めがかからなくなって来たな。
この依頼はめだかは善吉に任せると言う。何しろ動物については苦手なのだそうで。漸く完璧超人のめだかにも弱点が描かれたかと思ったが、後からそれ弱点じゃないじゃんと分かるw
半袖の脅威の調査力によって目的の犬がすぐさま見つかるが、依頼の雰囲気と全然違うじゃん。とても無傷で捕まえられそうにない善吉は怯むものの、自分に任せてくれためだかの事を思って突撃。しかし、やっぱりダメ。
その報告を聞いためだかが善吉と半袖がよろしくやっているのに嫉妬して自分が行くと言い出す。
キルミンキタ━━(゚∀゚)━━ !!!w
もっとも、今この時期このタイミングだとギャラクシーエンジェルのア・ラ・カルトをやってるのでミントの着ぐるみも連想されるのだが。
キルミンで犬に迫るめだか。動物が苦手って何と思ったら、動物は野生の感でめだかの強さを化け物の様に感じ取っていたのだ。だから動物がめだかに寄りつかない。だから扱いが苦手と言う訳だった。これは弱点と違う。
とりあえず、第2箱でめだかの弱点と言うか、人間味がちょっとはある面を見せ、生徒会の日常のお仕事も描き、序盤的にはまあまあな構成だろうか。