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最終更新:2012年4月13日(金) 12時6分

情報発信、政府の対応に問題は?

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 政府の対応に問題はなかったのでしょうか。総理官邸からの報告です。

 官邸では、関係閣僚らによる第2回目の安全保障会議が終わりました。政府は、発射の一報を7時40分ごろに得たとしていますが、8時すぎの段階まで、「わが国としては確認していない」と発表していました。こうした情報発信の仕方について、藤村官房長官は記者会見で、「検証が必要」と述べています。

 「1つの情報ではなく、さらにダブルチェックの確認をする。対処方針、検証が必要」(藤村修官房長官)

 藤村長官は、発射の第一報を受けた段階では情報発信をしなかったことについて、「今回は一報だけでなく、ダブルチェックが必要だった」「すぐにレーダーからロストしたとの情報があったため」などの理由をあげ、国民向けの一報は必要ないと判断したとしています。

 しかし、万が一のことを想定し、上空を通過するとみられていた沖縄県には、情報を得た段階で瞬時に伝えることが重要だとして、これまで準備を進めてきたわけです。今後、政府の情報発信のありかたに批判が集まりそうです。(13日11:33)

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