北朝鮮ミサイル、空中分解し失敗 破片は韓国沖に落下(2012/4/13 12:24)


 北朝鮮は13日午前7時39分、人工衛星打ち上げと称して予告していた長距離弾道ミサイル発射実験を実施し、失敗した。ミサイルは同国北西部の東倉里から発射。防衛省幹部によると、ミサイルは1分間以上飛行し、高度120キロ付近で空中分解した。うち1個が韓国西側の黄海の予告海域に、7個の破片が東側の洋上に落下した。藤村修官房長官は記者会見で「失敗したとの判断だ」と明言した。
 日米韓は過去の国連安全保障理事会決議違反と非難。安保理は13日の緊急会合で対応を協議する。11日に事実上の最高指導者である第1書記に就任した金正恩氏の威信は大きく揺らぎ、新体制への打撃となる。

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