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【芸能・社会】中日スポーツ増田記者、感激再び 中日新聞社で会見2012年4月13日 紙面から 「木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか」で大宅壮一賞を受賞
「木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか」で第43回大宅壮一ノンフィクション賞を受けた中日スポーツの増田俊也記者(46)が12日、名古屋市中区の中日新聞社で会見し、柔道家・木村政彦の遺影を手にあらためて受賞の喜びを語った。 受賞作は、15年間不敗のまま引退した木村の生きざまを丹念な取材でまとめた評伝で、執筆に18年をかけた労作。 受賞の知らせを受けたときの様子を「泣きました」と振り返り、著作は編集者にも評判で「(出版した)新潮社だけでなくほかの社の方もみんな泣いてくれた」と感謝した。 1954(昭和29)年「昭和の巌流島」といわれるプロレス試合で、木村は力道山に負けた男と報じられた。木村は93年に亡くなり、「木村先生を復権させたい」と取材を開始。格闘技関係者への取材は「信頼を得て本音で話してくれるようになるまでが大変でした」と明かした。 自身も愛知県立旭丘高、北大で柔道部に所属。今春から中学校で必修化される武道について「短時間で大勢の生徒を1人の先生が指導するのは危険」と持論も。今後、執筆したいテーマについては「逆境にある人を救い上げたい」と語った。 PR情報
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