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2012年4月12日(木) 19:14 |
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公費で私用家電購入「身に覚えない」
私的に購入した家電製品の代金を岡山市に支払わせたとされる、岡山市元職員の男の初公判が岡山地裁で開かれ、男は「見に覚えがない」と起訴内容を否定しました。
詐欺の罪に問われているのは、岡山市の元職員・飯野孝司被告です。 起訴状などによりますと、飯野被告は2006年の1月から9月にかけて、市の取引業者からノートパソコンやテレビなど、あわせて6点を私的に購入し、代金約125万円を嘘の書類を作成して市に振り込ませたとされています。 12日の初公判で、飯野被告は起訴内容について、「全く身に覚えがなく知りません」と全面的に否定しました。 また、検察側は冒頭陳述で、飯野被告が「預け金」や「差し替え」といった手口で裏金を作り、その金を私的に購入した家電製品の代金支払いに充てたと指摘しました。
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