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コンビニの出店 大幅に増加へ
4月13日 5時14分

コンビニの出店 大幅に増加へ
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大手コンビニチェーンは、割安なプライベートブランドの総菜など品ぞろえを強化したことで客層が広がっていることから、この1年で住宅地などさまざまな場所で店舗を大幅に増やすことにしています。

大手コンビニチェーンが来年2月までの1年間に出店する店舗数は、「セブン-イレブン・ジャパン」が1350店と過去最高となるほか、「ローソン」が900店、「ファミリーマート」が800店と、いずれも前の年を大きく上回る計画です。
各社が店舗を大幅に増やすのは、総菜を中心に割安なプライベートブランドを充実させたり、野菜などスーパーに近い品ぞろえを強化したりした結果、これまでの若者に加え、女性や高齢者の来店客が増え、売り上げが伸びているからです。
このため、各社とも女性や高齢者が立ち寄りやすい都市部の住宅地を中心に出店を加速することにしています。
さらに鉄道会社と組んで駅の中に小型の店舗も出店するほか、被災地や過疎地などでも店舗を増やす計画です。
都市部では、大手スーパーも食品など扱う小型店舗を増やしており、コンビニとの間で顧客の獲得競争が一段と激しさを増しそうです。

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