北朝鮮:「衛星」発射、失敗の情報も
毎日新聞 2012年04月13日 08時35分(最終更新 04月13日 08時39分)
韓国国防省は、北朝鮮が13日午前7時39分、「人工衛星打ち上げ」名目で事実上の長距離弾道ミサイルを、同国北西部・東倉里(トンチャンリ)の西海(ソへ)衛星発射場から発射したと発表した。田中直紀防衛相は記者会見し「7時40分ごろ、北朝鮮からなんらかの飛翔(ひしょう)体が発射されたとの情報を得ている。飛翔体は1分以上飛行し、洋上に落下した模様だ。わが国の領域への影響は一切ない」と述べた。米メディアは「失敗した」との当局者の見方を報道している。日本政府は情報の分析を急いでいる。