フォト2012 核セキュリティーで研修施設
仮想空間でトレーニング
2012/04/11
■ バーチャル・リアリティ・トレーニングシステム
バーチャル・リアリティ・トレーニングシステムが設置されているテクノ交流館「リコッティ」
核防護研修施設としては世界初となる仮想空間による研修設備で、三次元CGにより実際に原子力施設内にいるような感覚で核セキュリティーを学ぶことができる。 昼夜、天候などの条件により変化する照明や監視カメラなどの効果の違いなど視覚的な体験ができる。 既存の原子力施設の少ない国、特にこれから原子力発電を導入しようとしている各国の研修生にとっては貴重な体験が可能となる。 写真は同システムを操作する様子。
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先月ソウルで開催された核安全保障サミットで採択された共同声明では、核セキュリティーに向けた人材育成のために訓練センターの設立を奨励することが盛り込まれた。 原子力発電の導入を計画・検討する国が増加しているなか、核セキュリティーに関する人材育成は、世界的にも重要性が増している。 日本をはじめ、各国が国際的な協力や貢献を求められている。 (おわり)
フォト2012 核セキュリティーで研修施設
仮想空間でトレーニング
- 2012/04/11
実践的な実習が可能に
- 2012/04/11