食中毒:仕出しのすしなど食べた304人に症状 名古屋
毎日新聞 2012年04月12日 23時30分(最終更新 04月13日 00時08分)
名古屋市食品衛生課は12日、同市昭和区鶴舞の仕出し弁当製造会社「万代(まんだい)」(飯田英樹社長)が調理したすしなどを食べた304人が食中毒症状を訴えたと発表した。市は集団食中毒と断定し、同社を当面、営業禁止処分とした。
市によると、同社が2日に調理したすしやサンドイッチを同日中に食べた5グループ計566人のうち、18〜63歳の304人が3日から下痢や嘔吐(おうと)などの症状を訴えた。十数人が一時入院したが、全員が軽症で快方に向かっているという。市が原因などを調べている。【沢田勇】