映画:「ももへの手紙」 県庁で優香さんらPR /広島
毎日新聞 2012年03月14日 地方版
大崎下島(呉市)をモデルとした小島を舞台に家族の絆を描いたアニメーション映画「ももへの手紙」(沖浦啓之監督)の公開を前に、声で出演する俳優の優香さんと美山加恋(かれん)さんが13日、県庁を訪れ、映画の魅力をPRした。
美山さんは主人公のももを、優香さんはももの母親を演じる。県も「広島県知事推奨」として応援している。湯崎英彦知事とともに会見に臨んだ優香さんは「写真のように美しく描かれている瀬戸内の風景を見てほしい」、美山さんは「『家族の目に見えない絆』というが、口に出さないといけない絆もあるとこの作品で知った」と話した。
映画は4月7日から広島県と愛媛県で先行公開され、県内では109シネマズ広島(西区草津南4)など8劇場で上映。全国での公開は4月21日から。【石川裕士】