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セシウム腐葉土、新たに基準値の39倍 石垣市で販売2011年9月14日  このエントリーをはてなブックマークに追加 Yahoo!ブックマークに登録

一部から基準値の約39倍に当たる放射性セシウムが検出された「家庭園芸腐葉土20リットル」

 県内で販売された腐葉土から放射性セシウムが検出された問題で、県農林水産部は13日、ガーデンセンター石垣(石垣市)が販売する栃木県産の腐葉土「家庭園芸腐葉土20リットル」の一部から、新たに国の定めた暫定基準値(1キロ当たり400ベクレル)の約39倍に相当する1万5500ベクレルの放射性セシウムが検出されたと発表した。
検査した4検体のうち、3検体が基準を上回り、放射線量は最大で毎時0・80マイクロシーベルトだった。
 農水部は店舗にある同商品と購入先の同市立小学校の土置き場で調査を実施。同小土置き場の放射線量は最大で毎時0・09マイクロシーベルト。採取した3検体の放射性セシウム濃度は最大122ベクレルで基準を下回った。店舗から採取した検体は3検体が1万1100ベクレル以上の数値だった。「家庭園芸腐葉土20リットル」は28袋が販売されたという。
 農水部は一部から基準値を上回る放射性セシウムが検出された琉球肥料(沖縄市)が販売した群馬県産の腐葉土を使った那覇市内の幼稚園の調査内容も公表。花壇やプランター、土置き場の放射線量は最大0・10マイクロシーベルトで、採取した3検体の放射性セシウム濃度は最大17・4ベクレルだった。
 問い合わせは県営農支援課(電話)098(866)2280。


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