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車突っ込み6人が心肺停止 京都
4月12日 15時7分

12日午後1時すぎ、京都市東山区の祇園の繁華街で、横断歩道を歩いている人の列に車が突っ込み、次々と人をはねました。
消防によりますと、13人がけがをし、このうち6人が心肺停止だということです。

12日午後1時すぎ、京都市東山区の祇園の繁華街で、軽乗用車が横断歩道を歩いている人の列に車が突っ込み、そのまま北に向かって道路を走り続け、次々と人をはねました。
消防によりますと、これまでに男性6人、女性7人の合わせて13人がけがをし、このうち6人が心肺停止だということです。
軽乗用車は、横断歩道の北側およそ200メートルのところで、電信柱にぶつかって止まっているのが見つかりました。
警察によりますと、運転していた男は30歳ぐらいで、けがをしていて、病院に運ばれたということです。
警察は回復を待って話を聞くことにしています。

現場でけがをした男性によりますと、軽乗用車が猛スピードで赤信号を無視して突っ込み、横断歩道を渡っていた人たちを次々とはねたということです。
現場は近くには、南座や八坂神社がある京都市の観光地、祇園に近い繁華街で、春の観光や花見のシーズンの人出で混雑していました。

事故が起きたのは、京都市東山区の繁華街を通る四条通りと大和大路通りの交差点付近です。
京阪電鉄の祇園四条駅や歌舞伎の南座から東に100メートルほどの場所です。
NHKのヘリコプターが撮影した映像では事故を起こしたと見られる車は、四条通りから北に200メートルほどの場所の電柱にぶつかって止まっています。

軽乗用車が電信柱にぶつかって止まったのを目撃したという男性は「軽乗用車が南側から猛スピードで走ってきて、前を走っていたタクシーを追い抜こうとして接触したあと、道路右側の電信柱にぶつかって止まった。運転していたのは男性で、軽自動車に閉じ込められ、およそ20分後に消防に救出されたが、ぐったりしていて意識がないようだった。年齢は20代から30代に見えた」と話していました。
軽乗用車が電信柱にぶつかって止まったのを目撃したという男性は「軽乗用車が南側から猛スピードで走ってきて、前を走っていたタクシーを追い抜こうとして接触したあと、道路右側の電信柱にぶつかって止まった。運転していたのは男性で、軽自動車に閉じ込められ、およそ20分後に消防に救出されたが、ぐったりしていて意識がないようだった。年齢は20代から30代に見えた」と話していました。
また、現場近くの食料品店に勤める42歳の女性は「車にはねられた女性2人が、車の上に乗せられた状態で走って行った。女性はその後振り落とされてしまった」と話していました。
また、事故現場付近の交差点の東側にある商店の30代の男性は「銀色の軽乗用車が交差点の南側からばん、ばん、ばんと人をはねながら、すごいスピードで突っ込んできた。歩行者側の信号は青で、何人もの人がはねられて大きな悲鳴が聞こえた。車がブレーキをかけた様子は見られなかった」と話していました。

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