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2012年4月11日(水) 19:14 |
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ミサイル発射を控え、各地で警戒
北朝鮮が衛星としている事実上のミサイル発射問題です。 発射予告期間のはじまりを12日に控えて、岡山・香川の自治体でも、万が一の事態に備えて危機管理体制を整えています。
北朝鮮が衛星としている事実上のミサイルの打ち上げは、12日から今月16日の5日間と予告されていることから、岡山県は県防災・危機管理センターの職員を11日の夕方から3人に増員し、24時間態勢で警戒に当たります。 岡山県によりますと、国が人工衛星を介して自治体に緊急情報を知らせる「全国瞬時警報システム」=「J-ALERT(ジェイアラート)」や、防災行政無線ファックスなどで情報をうけ、県内の自治体や消防などと連携を図っていくということです。 一方、岡山県警・警備部は、「岡山県などとの情報交換を密に行い、県内に破片などが落ちてきた場合は機動隊などを派遣して対応する」とコメントしています。 また、岡山市消防局危機管理課は、職員を12日の夕方から3人に増員し、24時間態勢で対応するということです。 一方、香川県では、危機管理課や警察本部などの職員28人が出席して、連絡体制の確認を行う庁内連絡会議が開かれました。 香川県の危機管理課は、北朝鮮が発射の予告をしている12日から16日の間、24時間体制で職員が警戒にあたります。 北朝鮮は、衛星を打ち上げるロケットへの燃料注入が始まったことを海外のメディアに対して、11日午後、明らかにしました。 注入が完了すれば発射準備は整いますが、いつ完了するのかは明らかにしていません。
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