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2012年4月11日(水) 19:14 |
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豊島汚染土壌問題、大津市民が視察
香川県豊島の産廃投棄現場の汚染された土壌の処理問題です。 香川県が滋賀県大津市にある施設で汚染土壌を処理する計画を立てていることに対して、汚染土壌の搬入に反対している大津市の住民らが、豊島を視察しました。
不法投棄された産廃の処理が進められている香川県豊島を訪れたのは、滋賀県大津市の住民や市議会議員12名です。 水洗浄の処理施設がある滋賀県大津市の住民は、香川県の職員の説明を受けながら、産廃の投棄現場を視察しました。 香川県の計画に対して、大津市の住民は、有害物質を完全に洗浄することは困難で、有害物質が流出すれば、近くにある琵琶湖の汚染につながると主張しています。 さらに先月、計画の中止を求めて公害調停を申し立てています。 豊島を視察した後、大津市の住民は香川県庁を訪れ、計画の中止を求める住民579人分の署名を提出しました。 署名提出の後、大津市の住民と香川県の話し合いが行われました。 しかし、あくまで計画に反対する住民と安全性を確認しながら処理を進めるとした香川県によるお互いの主張は、平行線のままで終わりました。
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