放火未遂容疑:生活保護の申請窓口で火、男を逮捕…川崎
毎日新聞 2012年04月11日 00時50分(最終更新 04月11日 08時52分)
10日午後4時25分ごろ、川崎市川崎区東門前2の区役所大師支所で、男が1階の健康福祉ステーション(福祉事務所)の待合スペースにガソリンをまきライターで火をつけた。近くにいた男性が取り押さえ、神奈川県警川崎署が現住建造物等放火未遂容疑で現行犯逮捕した。居合わせた人にけがはなかった。
川崎署によると、男は川崎区大師町、無職、松浦則之容疑者(57)。
ステーションは生活保護の申請窓口。副所長によると、松浦容疑者は生活保護を受けていたが、この日までにアパートを退去し、翌日支給が取り消されることになっていた。【高橋直純】