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警視庁の警察官 ひき逃げの疑い
4月12日 5時2分

警視庁の警察官 ひき逃げの疑い
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警視庁の警察官が、先月、東京・世田谷区で車を運転中に、自転車と接触して女性にけがをさせ、けがの手当てや事故の通報をしないまま、その場から立ち去った疑いがあることが、警視庁への取材で分かりました。
警視庁は、ひき逃げなどの疑いで、この警察官から事情を聴くとともに、当時の状況を詳しく調べています。

警視庁への取材によりますと、先月21日の午前、世田谷区松原の交差点で、警視庁昭島警察署の地域課に勤務する52歳の男の巡査部長の運転する車が、左側から走ってきた自転車と接触し、自転車の女性は転倒して、足などを打撲するけがをしました。
巡査部長は車から降りて、自分の名字と携帯電話の番号を書いた紙を連絡先として女性に手渡しましたが、けがの手当てや警察への事故の通報をしないまま、その場を立ち去った疑いがあるということです。
その後、女性が紙に書かれた番号に電話をかけてもつながらず、念のために控えていた車のナンバーを警視庁に連絡した結果、巡査部長の運転する車だと分かったということです。
また、この巡査部長は、上司に届け出ずに車を使って職場に向かう途中だったとみられています。
これまでの任意の事情聴取に対して、巡査部長はひき逃げなどの容疑を認めているということです。
警視庁は引き続き事情を聴くとともに、女性に伝えた携帯電話の番号がつながらなかったいきさつや当時の状況を詳しく調べています。

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