アイルヒタム

 アイルヒタムはマレー語で黒い水という意味です。この辺りの土は粘土質です。ですから水はけが悪く、すぐに水がいたんでしまうからこう呼ばれたのでしょうね。土の色は黒ではなくて、黄土色です。

 その土を生かしてかどうか知りませんが、ここには陶器産業があります。きれいな光沢のある陶器も今は全て中国産でした。器がきれいなので、茶碗、マレー語でもCawan です、があったら買うつもりでしたが、残念ながら飾るための陶器ばかりでした。ローカルの陶器は生活用品としてたくさん売られています。ドラえもんなどの描かれた湯飲もたくさんあります。湯飲みは5個10リンギット。シンガポールの半額です。

 果物売りのほったて小屋がたくさんあります。ここでパイナップルと同じくらいの大きさのマンゴを買いました。1キロ7リンギットでした。この種類のマンゴは割と味が薄いんですけど、ここで買った物はうまかったなー。

 野菜売りのおばちゃんもいます。おばちゃんは完全に観光客相手の格好をしてます。ほかにもバイクに乗ったイスクリーム売りや、トランクにミーゴレンやナシゴレン(当地の焼きそばと、チャーハン)を積んで売りに来る人がいます。市場で働く人のためのケータリングや観光客用のお菓子売りなど市場に付随した物売りも多いのです。

 日曜日にはたくさんの露店が出てお祭りみたいです。クエ(マレーのお菓子)の一種でホットケーキにピーナッツ砂糖を挟んだお菓子が私は好きでよく食べます。ここのやつはバターをたっぷり使っているので良いですよ。アヤムゴレン屋(鶏の唐揚げ)は鶏を丸1羽大鍋で揚げてます。それも一度に5羽くらい。マレーの人は鳥が好きですね。豚はもちろん食べないし、牛は硬い肉のものが多いから鳥が好まれるんでしょうか?

 マレーの子供なんですが、こんな凶暴な顔をした個は始めてみました。子猫と戦ったり、ランブータンをいじめてみたり。いたずらばかりしてました。

やっぱり観光客が多いんでしょね、たくさん店があって、いろんな物を売ってますが、どの店も天井からドラえもんやらトウィーティーなんかのぬいぐるみを売ってます。変な感じがするんだけど、ローカルの友達に聞くと普通なんだそうです。

一番左下がランブータン、その次、子供の手前がサワソップ、中国語では紅毛ドリアンといいますが、ドリアンとは似てもにつかない果物です。グアバに近いかな?サワソップの身をシロップにつけ込んで、それを水で割ったジュースはおいしいですよ。店によっては薄過ぎることもあるけど。

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