北朝鮮:ミサイル発射予告 省庁、備え専心 落下物に注意喚起も

毎日新聞 2012年04月12日 東京朝刊

 「人工衛星」と称する北朝鮮の長距離弾道ミサイルは12日午前7時、発射予告期間を迎える。政府は迎撃準備を「万々が一の備え」(藤村修官房長官)としており、住民が避難を要するような事態が起こる確率は低い。それでも防衛省など関係省庁は11日、ミサイルが上空に飛来する見通しの沖縄方面を中心に「万一」の備えに追われた。

 海上配備型迎撃ミサイル(SM3)搭載のイージス艦3隻を洋上に配し、地上配備型迎撃ミサイル「パトリオット」(PAC3)を沖縄県内と首都圏の計7カ所に配備した防衛省・自衛隊。11日はミサイルを追尾・迎撃するためのシステムチェックや訓練で「万全の態勢」(幹部)を整え、航空機も投入して情報収集や周辺海域の監視を続けた。米軍もイージス艦や海上配備型の早期警戒レーダーを展開している。

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