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胎内の汚染堆肥 除染計画を説明

2012年04月10日

 胎内市は9日、放射性セシウムが検出された堆肥(たい・ひ)の除染・販売計画について、保管場所に近い「鼓岡地区担い手センター」で、地元住民への説明会を開いた。

 市側は、新潟市中央区の微生物応用研究所と除染に関する業務委託契約を結び、まず10トン分の実証作業に入ると説明。成果が確認されたら、保管している約1200トンの全量を除染し、セシウムの濃度が1キロあたり100ベクレル未満になれば県外の業者に販売するとの方針を示した。

 出席した十数人の住民からは「微生物で除染できるか疑問だ。メカニズムをわかりやすく説明してほしい」「説明会で資料がないのは準備不足」といった意見が出た。

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