2011.11.14〜11.18

2011.11.18オーシャンアロー救出大作戦
特集

京都・新大阪と和歌山の新宮を結ぶ、特急列車のオーシャンアロー。実は今年9月の台風12号の影響で鉄橋が流されてしまい、新宮から大阪に帰ることができなくなっていました。そこでオーシャンアローを救出する作戦が実行されたのです。その方法とは、新宮から東の方向、つまり四日市や名古屋を通り、米原を通過して京都まで運ぶというもの。しかし、レールではつながっているものの、電気が通っていなかったり、他社の線路を走るので、オーシャンアローは自走することができません。そこで別の列車で牽引して、京都の車庫まで、385キロという未知の道のりを運ばれることになったのです。午後7時58分に新宮を出発したオーシャンアローは、そのあと四日市、名古屋を通過し、16時間かけて京都の車庫に無事到着しました。

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2011.11.17モンスターペアレント騒動の裏側
オフレコ

去年、春木中学校グラウンドの芝生を一部の保護者が重機で剥がしとった問題。オフレコ取材班は、1年経ってその保護者たちが集まる会合があると聞き、岸和田へ向かった。保護者は「芝生は剥がす前からボコボコで、むき出しのスプリンクラーがあるなど危険な状態だった」と話す。「サッカーのためだけの芝生化では?」という生徒たちも・・・。だが、春木中学校に正式なサッカー部はない。その代わり、芝生のグラウンドは週末にNPO法人のサッカークラブが利用していた。そこで浮上したのが、同校の教師で芝生化を進めたA氏だ。A氏はこのクラブの代表でもあったのだ。直撃すると、「サッカーのためだけではない。他の部活動にも支障はなく、芝生化が良いという人もいる」と答えた。学校も保護者も、「誰の為のグラウンドか」を考えるべきでは・・・。

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2011.11.17「おいしい病院食」が気になる!
アレ・キニナール?

「おいしい」というイメージがあまりない病院食ですが、今やお弁当として売り出す病院もあるそうです。おいしいと評判の国立循環器病研究センターでは、京都の割烹や料亭で修行を積んだ竹田さんが料理師長を務め、京都風の薄味が病院食に生かされていました。また、6年前に病院食改革に乗り出した茨木市の江川産婦人科では、和洋中3人のシェフを揃え、患者さんに優しい食事を提供。さらに、神戸赤十字病院では神戸ならではの本格的なベーカリーシステムを導入し、地元から取り寄せた高級食パン生地を毎朝焼き上げています。病院食が美味しいと、患者にとって楽しみが増えます。一方、病院側にも患者に選んでもらいやすくなるというメリットがあるようです。

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2011.11.16津波の高さが「2倍」で波紋。あなたの街は?
特集

兵庫県内で最も早く津波が到達すると予想されている南あわじ市。津波被害を軽減するために県が6億円をかけて建設した「津波防災ステーション」は、港の防潮設備と連動していて、津波警報が発令されれば自動的に水門が閉じ、屋上に避難できるシステムになっている。しかし、震災を受けて県が津波の予想を従来の2倍に計算しなおしたところ、ステーションの屋上も一部が浸水することになり、緊急時の運用の見直しが迫られている。防災に詳しい関西大学の高橋教授は、「地域の防災を考えるスタートポイントとして、行政は2倍という最悪のシナリオを出した。これからが重要だ」と話した。

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2011.11.16「別腹」が気になる!
アレ・キニナール?

満腹でも、なぜか甘いものだと食べられる「別腹」。そもそも、本当にあるのでしょうか?草津総合病院の小山副院長に聞くと、「ぜん動運動や胃の一部が拡張することによって、胃に新しいスペースができる」とのこと。つまり、目の前にスイーツがあると、脳から胃に信号が送られ、胃が活発に動いて胃の中にあるものを腸へ送り出したり、胃が大きくなって別腹を作るのだそうです。ちなみに女性だけでなく男性にも起こる現象で、人によっては別腹が出来る食べ物はそれぞれ違います。スイーツだけではなく、カレーライスなどでも大好物だったら別腹になり得るということです。

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2011.11.15被災地の故郷は遠くにありて
特集

家族で福島県から京都に避難し、タクシーの運転手として働く室正益さん、57歳。以前も同じ仕事をしていました。福島から離れた理由を「放射線の影響。5歳の子どもがいるので」と話します。公務員用の古い住宅を無償で借り受けて生活していますが、福島の地元には家を残したままです。「考えてもしかたがないので、ふるさとには戻りたいと考えないようにしている」と、室さんは今の心境を語ります。現在、京都府内ではおよそ300世帯、800人を超える人たちが避難生活を送り、その数は増えるばかりです。仕事については、まだ見つかっていない人も多くいます。いつ、元の生活に戻ることができるのか。自分ではどうにもできないもどかしさと不安を抱えながら、彼らは毎日を過ごしています。

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2011.11.15「足のにおい」が気になる!
アレ・キニナール?

ブーツを履く女性の天敵といえば、「足のにおい」。履物を脱いで座敷にあがる機会が増える忘年会シーズンにはまさに死活問題です。では、足はどうしてにおうのか?足用のデオドラントスプレーを販売するライオンに話を伺うと、「足の裏の皮膚の表面に存在する100種類以上の雑菌が、蒸れて高温多湿となると増殖し、角質などを栄養としてにおいを発生させる」とのこと。ならば雑菌を退治するしかありません!体臭に詳しい五味クリニックの五味院長は、「雑菌は酸性に弱い」と話します。つまり、身近にある酸性の液体・お酢を使えば、菌の増殖を抑えられるというのです。あとは、同じブーツを毎日履かないこと。ローテーションして陰干しし、湿気を取ると効果的だそうです。

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2011.11.14姫路市・B−1グランプリ誘致の真の狙い
特集

今年で6回目を迎えたご当地グルメの祭典「B−1グランプリ」が、兵庫県姫路市で開催されました。なぜ姫路なのか?それは姫路市への観光客の減少があったからです。姫路駅から姫路城にまっすぐ伸びる同市最大の商店街「御幸通り」は、シャッターが目立ち、観光資源の要である姫路城は半世紀ぶりの大改装中。同イベントの実施本部長・前川さんは、「B−1で姫路が触発され、毎年観光客が来てくれれば」と話します。イベント当日、会場は朝早くから長蛇の列。B−1の来場者は商店街でも買い物をし、御幸通りは久しぶりに活気に溢れました。過去最高の51万人が訪れ、ひとまずは盛況に終わったB−1グランプリ。しかし、「また来たい」と思わせる街づくりができるかどうかが、これからの課題です。

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