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2012年4月10日(火) 19:14 |
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岡大の歯科手術でガーゼ取り忘れ
2009年に、岡山大学歯学部付属病院で手術を受けた女性の上あごの中にガーゼが残っていたとして、病院が会見を行いました。
発見されたのは、30センチ角の医療用ガーゼを対角線で半分に切ったものです。 1999年に、岡大歯学部付属病院の歯科・口腔外科で、40代の歯科医師が、当時20代だった女性に歯の矯正のための手術をした際に使われ、そのまま13年近く上あごに残されたままだったとみられています。 病院によりますと、このガーゼはレントゲン撮影では写らないものだったため、術後も発見されず、女性が昨年、蓄膿症を発症して、今年3月に別の病院で手術を行った際に見つかり、取り除かれました。 その後の経過は安定しているということです。 また、女性が蓄膿症になったのは、このガーゼが原因の可能性が高いとして、病院は、蓄膿症の医療費を支払いました。 病院では、再発防止に努めたいとしています。
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