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2012年4月10日(火) 19:14 |
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岡山市がモデル事業の説明会開催
高齢化が進む中、岡山市は昨年度から、高齢者向けの住宅を中心市街地に設けるモデル事業をはじめています。 岡山市が助成を行うこの事業の説明会が、10日、開かれました。
岡山市役所で開かれた説明会です。 建設業者や住宅メーカーなどが参加しました。 この事業は、中心市街地に高齢者向けの賃貸住宅を整備しようと、市が助成制度を作り行っています。 岡山市の高齢化率は21.5%ですが、高齢者人口に対する高齢者向け賃貸住宅の割合は0.5%ほどと、全国平均の1%を下回ります。 岡山市は、高齢者を巡る市街地の環境を改善しようと、昨年度、事業を始めました。 昨年度、第1回の助成金を受けた集合住宅の建築現場です。 10階建ての55部屋で、平日は24時間スタッフがいて住民の健康管理をします。 1階にデイサービス施設が設けられ、2階には診療施設が入る予定です。 市は、介護の必要のない高齢者を入居者に指定していますが、この企業では、訪問介護などそれ以上のサービスができるようにする計画です。 この施設では、今年末にも入居の受付が始まる予定です。 入居しやすい施設とともに、使いやすい制度の整備も急がれています。
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