2012年 4月 10日 患者のあごにガーゼ残すミス △▼ 岡山市の岡山大学病院でミスが発覚です。歯の噛み合わせを矯正する手術を受けた患者の上あごに、１３年間、誤ってガーゼを置き忘れていたことが分かりました。岡大病院によりますと患者は岡山県内に住む３０歳代の女性で、１９９９年に歯の噛み合わせを矯正する手術を受けました。その際、止血のために使ったガーゼ１枚を上あごに誤って置き忘れたということです。先月、女性が岡山市内の別の病院で蓄のう症の手術を受けた際に見つかりました。女性は去年から蓄のう症を訴えていて岡大病院では誤って残されたガーゼが原因であることも否定できないとしています。病院側はすでに女性に謝罪していて、慰謝料を支払う予定ということです。 認定こども園で入園式 ▲▼ 保育所と幼稚園の機能をあわせ持つ認定こども園が岡山市に初めて完成し、１０日入園式が行われました。岡山県内では９カ所目の認定こども園です。入園式を迎えたのは就実学園が運営する認定こども園、就実こども園です。０歳児から３歳児までの子供たちが保護者と一緒に入園式に出席しました。認定こども園は保護者の多様なニーズに応えるため２００６年にスタートした制度で、保育を請け負う保育所の機能と幼児教育を行う幼稚園の機能を一体化した施設です。保育時間は４時間程度の短時間保育と８時間程度の長時間保育を選ぶことができます。また、認定こども園は保護者が働いているかどうかに関わらず入園できるため、途中で仕事を辞めても子供が施設を変わる必要がないというメリットもあります。両親ともに働く家庭が増える中、多様なニーズに対応できる認定こども園への期待は今後ますます高まりそうです。 岡山湯郷ベルが必勝祈願 ▲▼ 女子サッカーなでしこリーグの岡山湯郷ベルが今月１５日の開幕を前に地元美作市の神社で必勝祈願をしました。必勝祈願が行われたのは美作市の湯神社で種田佳織監督や選手２４人が訪れ、玉串をささげてシーズンの必勝を祈願しました。また、神社から選手全員にお守りが贈られたほか選手たちがそれぞれの願いを書いた絵馬が奉納されました。昨シーズンは過去最高の４位だった湯郷ベル。今シーズンは悲願のリーグ優勝を目指します。なでしこリーグは今月１５日に開幕し岡山湯郷ベルはホームの美作市でジェフレディースと対戦します。 高齢者はねられ重体 ▲▽ １０日、丸亀市で８０歳の会社社長の男性が軽乗用車にはねられ、意識不明の重体です。警察は軽乗用車を運転していた４１歳の男を自動車運転過失傷害の疑いで現行犯逮捕しました。１０日午前７時１５分頃丸亀市港町の県道交差点で横断歩道を歩いて渡っていた三豊市に住む会社社長、則久芳郎さん（８０）が右折してきた軽乗用車にはねられました。この事故で則久さんは病院に運ばれましたが頭の骨を折るなどして意識不明の重体です。警察は軽乗用車を運転していた香川県綾川町の会社員、水口靖友容疑者（４１）が前方の安全確認を怠ったとして自動車運転過失傷害の疑いで現行犯逮捕しました。則久さんは会社に出勤する途中だったということです。警察は水口容疑者から事情を聞き事故の原因を詳しく調べています。