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2012年4月11日10時10分

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水族館「海遊館」完全民営化検討 大阪市、14年度めど

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写真:深さ9mの大水槽。大型のサメやエイなどが悠然と泳ぐ=大阪市港区の海遊館拡大深さ9mの大水槽。大型のサメやエイなどが悠然と泳ぐ=大阪市港区の海遊館

写真:深さ9mの大水槽。大型のサメやエイなどが悠然と泳ぐ=大阪市港区の海遊館拡大深さ9mの大水槽。大型のサメやエイなどが悠然と泳ぐ=大阪市港区の海遊館

 大阪市は、市主導で開設した水族館「海遊館」(同市港区)を運営する第三セクターの保有株式を売却し、2014年度をめどに完全民営化する検討を始めた。橋下徹市長による外郭団体の全廃方針を踏まえ、市OBや市幹部の役員も引き揚げ、経営から手を引くという。

 市は1988年、株式の25%にあたる5億円を出資し、海遊館を運営する「大阪ウォーターフロント開発株式会社」(現・株式会社「海遊館」)を設立、筆頭株主となった。大阪ガスや近畿日本鉄道、京阪電気鉄道なども出資しているが、社長は歴代、市OBが務めてきた。

 大水槽の中でジンベエザメやエイが悠々と泳ぎ回る姿が人気を集め、年間約230万人の入場者は「沖縄美ら海水族館」(沖縄)に次ぐ全国2位(2010年度)。開館以来、営業利益は00年度を除いてすべて黒字で、10年度の純利益は約5億4千万円に上る。

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