04/10 19:01 更新
北朝鮮が「人工衛星」と称する事実上のミサイルの発射予告期間まであと2日。福岡県では10日、その発射情報を速報する「Jアラート」の受信試験が行われました。福岡市役所の防災・危機管理課では午後1時と午後1時半、テスト警報の文字がモニターに表示されました。「有事の際は、モニターのほかに、赤色灯と音で警報を知らせる仕組みになっています」。福岡市では、この「Jアラート」が小学校や公民館など722カ所の防災無線と直接つながっていて、警報音で異常を知らせます。また、福岡市や北九州市など県内27の自治体では、携帯電話のエリアメールで緊急情報が送られます。この試験は5日にも行われましたが、県が事前連絡をし忘れていました。県によりますと、1つの自治体で、モニターに警報が表示されない不具合があったということです。