NHK佐賀県のニュース　佐賀放送局

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市長会が安全協定締結を要望へ

県内の１０の市の市長で作る佐賀県市長会の会合が１０日、佐賀市で開かれ、原子力安全協定の締結について九州電力に対して要望していくことになりました。
１０日開かれた佐賀県市長会の会合では、原子力安全協定について話し合われました。
原子力安全協定は、佐賀県と玄海町に加えて、福岡県と福岡市それに糸島市が今月、新たに九州電力との間で締結しましたが、佐賀県内では、唐津市や伊万里市が協定の締結を希望しています。
１０日の会合で、伊万里市の塚部芳和市長は「安全協定を結びたいと九州電力に申し入れても伊万里市だけではなかなか話が進まない。市長会としてまとめて九州電力に申し入れることができないか」と提案しました。
これに対し、出席した市長らは全員賛同し九州電力に対して、原子力安全協定の締結について県市長会として要望することになりました。
市長会の会長を務める多久市の横尾俊彦市長は「市民の安心安全を担保するためにも市長会全体として今月中にも九州電力に申し入れたい。自治体によってそれぞれ条件も違うので要望する内容については専門家の意見も聞きながらこれから検討していきたい」と話していました。

04月10日　20時39分

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